ドライバーが仕事で役立てる便利なテクニックや、タクシー業界の新着情報をお伝えいたします。
こんにちは、ドライバーのMです。
今回は、タクシー業界用語を少し紹介しようと思います。
よく聞く用語から、あまり使われない用語まであると思いますが、これをきっかけに少しでも私たちの業界に興味を持っていただけましたら幸いです。
初乗距離短縮運賃(はつのりきょりたんしゅくうんちん)とは、通常の初乗距離を短縮し、初乗運賃額も短縮した距離に見合う金額に引き下げたタクシー運賃のことをいいます。
これにより、短距離での利用者が気軽にタクシーに乗れるようになりました。
青タン(あおたん)とは、深夜の時間帯での割増メーターのことをいいます。
深夜割増料金になると、メーターが青くなることから青タンと言われています。
一発(いっぱつ)とは遠距離利用者のことをいいます。
実際に使用する事は私自身ありませんが、昔からタクシー業界にいるベテランドライバーさんは、たまに飲みの席での話でよくこの言葉を使っている印象があります。
お酒を飲んで運転できなくなった人から依頼を受けて、依頼者と車を目的地まで代理で運転を行うことを言います。
最近ではタクシー業界でも運転代行サービスを導入しているところが多い気がします。
横浜や横須賀周辺で水商売関係で仕事をしている人たちは、タクシーの事を「おーとん」と呼ぶことがあります。また、料亭用語でタクシーやハイヤーのことを『お供』ということもあります。
私自身、よく横浜・横須賀辺りを回っており、水商売関係のお客様を乗せる際はこのような言葉を耳にしたことがあります。
ですが、普段はそれほど聞かないかもしれません。
大事な忘れ物とは、事件に関した連絡を指す隠語です。同じような言葉で「大きな忘れ物」という、大きな事件を起こした犯人のことを指す言葉もあります。
下っ走りとは、比較的距離の長い運送を、高速道路を一切使わずに延々と一般道路を行くことを言います。
運転手側からすれば、かなり稼ぐことができるので正直嬉かったりもします。
いかがでしたでしょうか?普段あまり聞きなれない言葉もあったかもしれません。
また近いうちに、タクシー用語を紹介していこうかなと思います。
ありがとうございました。